剣道がもっと好きになる! 武士道シックスティーン・セブンティーン・エイティーン
今日の読書感想は誉田哲也さんの武士道シックスティーン・武士道セブンティーン・武士道エイティーンの武士道シリーズです。
剣道好きな人には超メジャーな作品ですよね?
この小説は青春を剣道に捧げた女子高生たちのお話です。
主人公は二人、中学時代に全国大会で2位の実績を持つ剣道エリートの磯山香織と、中学校から剣道を始めて全く実績のない甲本早苗。
二人は中学校卒業間際の小さな大会で対戦したことをきっかけに同じ高校へ進学することになります。
全くタイプの異なる二人ですが剣道にかける熱い気持ちは共通しており、徐々にかけがえのない存在になっていきます。
3作品を通して高校1年から3年の卒業+その後が少しだけ描かれており、高校生活を満喫したような気持ちで読了しました。
中学校から剣道を始めた(しかもその中学校は別に剣道強くない)早苗がどんどん強くなって全国クラスの実力になる等、ちょっと現実的じゃないな、と思うところも少なくないのですが、 それも些細なことと思えるほど剣道の魅力をあますことなく伝えてくれている小説だと思います。
剣道をやっている人、やっていた人には是非読んでほしいです。
ちなみに私も昔10年弱剣道をやっていましたが、剣道やっているうちにこの本を読んでいたらもっと一生懸命稽古しただろうな、と少し後悔です。
ちなみに、、、続編で武士道ジェネレーションが出ていたんですね!知らなかったです。読んでみます!