2018-01-01から1年間の記事一覧

〜アメリカ最後の実験〜 ダークなピアノの物語

今回ご紹介する作品は、宮内悠介さんの「アメリカ最後の実験」です。 タイトルから想像するのは難しいですが、アメリカにある音楽学校(大学)の入学試験を舞台としたダークなピアノの物語です。 なぜダークか、というとピアノの入学試験であるにも関わらず…

〜スマホアプリ紹介〜 読書メーター

読書の感想を書き込むサイトとして非常に有名な読書メーターですが、iPhoneやandoroidアプリにもなってるんですね。 私は以前ブログにも書いた通り、別のアプリを使って読書記録をつけているのですが、読書メーターは他の人が読んでいる本の情報を見る目的で…

ネットワークスペシャリスト 〜スパニングツリープロトコル〜

ネットワークスペシャリスト関連の記事2回目です。 まずは前回だしたクイズの解答から。 ①.ルータのQoSでIPv4ヘッダのTOSフィールドをDSフィールドとして再定義して通信の優先評価を行うのは何モデルと呼ばれるか? →解答:DiffServ(Differentiated Servic…

情報処理試験 ネットワークスペシャリスト

皆さん、情報処理試験というものがあることをご存知ですか? 情報処理推進機構(IPA)というところが主催しているIT系の資格試験です。 私はIT系の会社に勤めていることもあり、この試験をちょくちょく受けています。 次回は10月にあるのですが、そこで「ネ…

新選組颯爽録

今回ご紹介するのは、以前ご紹介した新選組の料理人に引き続き、門井慶喜さんが新選組をテーマに書いた「新選組颯爽録」です。 この作品には新選組のいろんな人を主人公にした短編7編が収められています。 主人公として選ばれたのは近藤勇や土方歳三、沖田総…

盤上の向日葵

ようやく読みました、盤上の向日葵。 この作品は本屋大賞にもノミネートされ、実際に本屋でもかなり大々的に売り出されていましたから、読んだ方も読もうと思っている方も多いのではないでしょうか。 将棋とミステリの融合ですが、時々将棋の割合が高くなっ…

未必のマクベス

今回ご紹介するのは早瀬耕さんの「未必のマクベス」です。 JプロトコルというIT企業に務める主人公がマカオで出会った女性から「あなたは王となって旅をする」という予言をされます。 はじめはその言葉を真に受けなかった主人公ですが、その後自分が所属する…

Chromebook(ASUS Chromebook Flip C101 PA)を買ってみました

読書とは関係ないですが、Chromebookを買ってみました。 Chromebookとは・・・ パソコンの一種です。パソコンと言うとOSはwindowsかMacが多いですが、GoogleがChrome OSというOSを出していまして、そのChrome OSを搭載しているパソコンがChromebookです。 Ch…

新選組の料理人

本日ご紹介するのは門井慶喜さんの「新選組の料理人」です。 著者の門井慶喜さんは「銀河鉄道の父」で直木賞を受賞され、今最も注目されている作家と言ってよいのではないでしょうか。 この作品は大火事で妻子と離れ離れになってしまった京都の下級武士が、…

風神雷神

すごい久しぶりのブログ更新になってしまいました。 数ヶ月ぶりの更新ですがこれまでも本はちょこちょこ読んでいまして、その中で特に良かったのが、柳広司さんの「風神雷神」です。 江戸時代の屏風職人で画家の俵屋宗達の生涯を描いた作品です。 分類として…

剣道がもっと好きになる! 武士道シックスティーン・セブンティーン・エイティーン

今日の読書感想は誉田哲也さんの武士道シックスティーン・武士道セブンティーン・武士道エイティーンの武士道シリーズです。 剣道好きな人には超メジャーな作品ですよね? この小説は青春を剣道に捧げた女子高生たちのお話です。 主人公は二人、中学時代に全…

猫柳十一弦の後悔、猫柳十一弦の失敗

今回の読書感想は猫柳十一弦の後悔、そして猫柳十一弦の失敗です。 この2作品は北山猛邦さんのキャラクターミステリーです。 主人公は探偵助手のための大学に通う大学生で通称クンクンです。その大学ではゼミにはいる必要があるのですが、クンクンと友人マ…

さなとりょう

だいぶ間が空いてしまいましたが今回の読書感想は、谷治宇さんの「さなとりょう」です。 この小説は坂本龍馬の奥さんであるりょうと、坂本龍馬が通っていた剣道場の娘で龍馬の婚約者を名乗っていたさなが二人で坂本龍馬暗殺の真相に迫る歴史小説です。 勝海…